小沢明建築研究室に在籍時に担当していた別荘です。図面はまだ手書きの時代で造作家具、木製建具、屋根の破風やけらばの図面の詳細図1/1から1/5まで、事務所の過去の類似物件の図面を引っ張り出して参考にしながら、すべて手書きで納まりの検討をしました。この時の鍛錬によって図面から建築を考える基礎ができたように思います。工事中はまだ新幹線のない軽井沢まで勉強のために毎週通わせてもらいました、軽井沢に着くと三信建設さんの山田社長が駅に迎えにきてくれて、仕事の合間に三信建設さんが施工した村野藤吾設計の別荘など様々な別荘を見せてもらい勉強になりました。
旧軽の家 DATA
竣工:1997年7月
所在地:長野県佐久郡軽井沢町
構造・規模:木造在来工法2階建て
基礎:鉄筋コンクリート布基礎
建築面積:104.17平米/31.48坪
延べ床面積:119.30平米/36.08坪
設計監理:小沢明建築研究室(石川在職時担当)
施工:三信建設
撮影:篠澤裕建築写真事務所
Media:新建築住宅特集1997年8月
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